あなたはどんなフェチを知ってますか?
手?足?声?
誰もが何かしら「ハマるもの」を持っているものですが、世界には「え、それに!?」と叫びたくなる、超ニッチな嗜好が潜んでいます。
風船の破裂音、車のエンジン、階段のスリル…一見ぶっ飛んだフェチも、心理学や文化、個人の物語に根ざしているもの。
歴史の裏話、ネットの声、学術研究から厳選した15のフェチズムを紹介します。
日常からオカルト、テクノロジーまで、好奇心をガッツリ鷲づかみ。
さあ、人間の心の深淵にダイブしてみましょう。
1. バルーンフェチ(Looners)
風船を膨らませて擦り、パンッと破裂させる瞬間に心奪われる「バルーンフェチ」。
赤い風船のキシキシ音を「恋の鼓動」と呼ぶマニアもいるんだとか。
心理学では、風船の音や感触が快感中枢を刺激しているとのこと。
1970年代の欧米パーティー文化が火付け役で、米国のイベントでは風船に埋もれて「ストレスが弾ける」との声も。
パーティーの風船、ただの飾りではないかもしれませんね。
2. メカノフィリア
車やバイク、戦闘機などの機械にガチで恋する「メカノフィリア」。
2008年にイギリスの公共放送局であるBBCが「フォルクスワーゲン・ビートル(乗用車)と結婚した男」を報じて世界を驚かせました。
エンジンのうなりやガソリンの匂いが魅力で、機械の安定感が心を掴むようです。
愛車と結婚した英国の男性は妻(?・車)に「ヴァニラ」と名付け、夜のガレージで「会話」を楽しんでいます。
3. トリコフィリア
サラサラの髪やザラつく短髪にメロメロの「トリコフィリア」。
彼らは「シャンプーのCM」が流れようものなら、そのCMを見て悶絶するほどに興奮するそうです。
ヴィクトリア朝では愛する人の髪をネックレスに加工する文化があり、日本ではアイドル文化で人気がありました。
とあるファンは、美容院の床に落ちた髪を「芸術」と感じ、SNSにアップしたり。
髪一本、ちょっとロマンチックですかね?
4. オムラシ
尿意を我慢する緊張感や、解放の瞬間に魅了される「オムラシ」。
日本発で、海外のニッチなフォーラムでも話題に。
羞恥心やコントロール喪失がスパイスになるんだとか。
日本のアニメの「我慢シーン」や欧米のBDSM文化が背景にあります。
オムラシの人間は「トイレ前のドキドキは人生のドラマ」と語り、プライバシー内で楽しむ文化です。
5. アグマトフィリア
マネキンや彫像の無機質な美にハマる「アグマトフィリア」。
2013年、ブラジルの「マネキンと同棲する男」がニュースになりました。
ガラスの瞳や完璧なポーズが魅力で、静的な美が安心感を与えるようです。
古代ギリシャのピュグマリオン神話や現代のファッション業界がルーツとされています。
あるコレクターは、ヴィンテージマネキンを「家族」と呼び、閉店後のデパートで楽しんでいます。
6. ウェット・&・メッシー(WAM)
自分または他人が衣服を水やチョコなどで濡らしたり汚したりする行為に性的興奮を感じるフェティシズムをウェット・&・メッシー(WAM)と言います。
YouTubeのスライム動画やニッチなイベントが人気で、1960年代の英国TVのケーキ投げが起源のようです。
欧米のWAMパーティーでは「汚れることで自由になる」と満面の笑顔。
7. クーロフィリア
ピエロの派手なメイクや赤い鼻にキュンとする「クーロフィリア」。
SNSでは「ピエロの演技がたまらなくゾクゾクしてセクシーだ」と語るマニアが集います。
非現実的な魅力が心を揺さぶるのかもしれません。
サーカスや日本のビジュアル系文化が背景にあります。
8. スペクトロフィリア
幽霊や霊的存在などの見えない存在と「親密な関係」を夢見る「スペクトロフィリア」。
中世ヨーロッパの魔女裁判の記録やオカルト系ポッドキャストで話題に。
日本の怪談やゴシック文学でも描かれています。
あるファンは「見えない恋人」との深夜の会話に心奪われるとのこと。
どんな秘密が交わされるんでしょうね。
9. ハイブリストフィリア
凶悪犯に惹かれる「ハイブリストフィリア」。
1970年代、アメリカを震撼させたシリアルキラーのテッド・バンディにファンレターが殺到した事例が有名です。
人は危険な存在に惹かれるものなのかもしれません。
犯罪ドキュメンタリーの人気も背景にあるようです。
人を何人も殺めたような犯罪者と獄中結婚する人もこれなのかもしれませんね。
10. プチプチフェチ
プチプチの「パチン!」音や感触にハマる人たち。
触覚と聴覚の刺激が快感です。
宅配便文化で身近になり、好きな人は「開封のたびに小さな爆発を楽しむ」そうです。
11. デンドロフィリア
樹木に対して性的魅力や欲情を感じる「デンドロフィリア」、「アンバーフィリア」とも。
自然愛好家のブログでは「木の匂いに全身が震える」と語られます。
幹の力強さや葉のざわめきも欲情する要素なんだとか。
12. フォーニフィリア
人間を家具のパーツのように固定することに興奮する性癖・特殊性癖であるフォー二フィリア。
欧米のサブカルチャーでニッチな人気を集めています。
フォー二フィリアが集う人間家具パーティと呼ばれるイベントもあるそうです。
とある参加者が椅子として使われる体験がたまらなく興奮したと語りました。
13. マクロフィリア
巨大な人間や物体に魅了される「マクロフィリア」。
圧倒的なスケール感が魅力な日本の『進撃の巨人』やSF映画が背景にあるようです。
あるファンは「ビルよりデカい恋人」を想像し、幻想に浸ります。
14. オルファクトフィリア
ガソリン、古い本、汗の匂いに心奪われる「オルファクトフィリア」。
SNSでは「古書店の匂いで別次元へ」と語るマニアが。
日本の香道や欧米の香水文化から伝わったようです。
ガソリンスタンドの匂いを「冒険の始まり」と感じるファンもいます。
一嗅ぎでハマる匂い、あなたはどうですか?
15. クリマコフィリア
階段を転げ落ちる瞬間やその想像に興奮する「クリマコフィリア」。
「転げ落ちる無重力感がたまらなく快感」と言う人も。
危険と快感の境界が脳を刺激するのでしょうか。
日本のアニメやドタバタコメディが背景にあります。
ファンは「日常の階段が冒険の舞台」と。
階段でコケたとしても、ただのドジじゃないかもしれませんね?
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