たった一回のクリックが、倉庫を埋め、人生を揺さぶる。
「誤って大量購入」した実話は、笑いからダークな結末まで多岐にわたります。
2025年までの奇抜な10の事件を厳選してみました。
1. 古着2000万円が事業を危機に(2025年、日本)
東京に住む古着バイヤーのケンタさん(30代)が海外から「レアなヴィンテージ」を求めてコンテナを購入しました。
ところが、2000万円もの金額を投じたもの届いた古着はボロボロのゴミ同然。
倉庫は悪臭漂う布の山となり、売れたのは1割未満で大赤字に。
ケンタさんはXで「人生最大の失敗」と投稿し、フォロワーから同情を受けました。
事業継続が困難になり、倉庫を閉鎖。
ケンタさんは新たな資金調達を模索していますが、先行きは不透明のままです。
2. バナナ1万束で廃棄の重荷(2019年、英国)
英国テスコの店舗で、新人マネージャーがバナナ1束のところを1万束も誤発注してしまいました。
店は黄色いバナナで溢れ、甘い匂いが充満。
返品はできず、数日で腐敗が進み廃棄が必要に。
店は一部を慈善団体に寄付したもの、大量の廃棄費用が発生する始末。
マネージャーは責任を問われ、配置転換されてしまいました。
地元紙は「無駄の象徴」と報じ、店の信頼に傷がつきました。
3. クリスマスオーナメント10万個で住民の反発(2016年、ドイツ)
ドイツの小売チェーンで、店員がクリスマスツリー用オーナメント1000個の予定が10万個もの誤発注。
店は激安セールを開催し完売にまで漕ぎつけましたが、街中のツリーが過剰に飾られ、住民から「景観を損ねる」と苦情が殺到。
店は謝罪に追い込まれ、翌年の装飾ルールを厳格化しました。
誤発注してしまった店員は異動願いを出したようですが退職ではないんですね。
4. コンドーム1万個で学生の汚名(2017年、オーストラリア)
シドニーの大学生ジェイクが、パーティー用コンドーム10個をネットで注文しました。
しかし何を間違えたのか1万個が届き、ルームメイトと笑いながらコンドームを風船のように膨らませ、アートを制作することに。
SNSで公開して話題になりましたが、大学が「不適切な行為」と判断し、ジェイクに懲戒処分を課すことに。
余剰分は性教育団体に寄付したが、ジェイクは「軽率だった」と後悔し、学内での評判を落としました。
5. シャンパン1200本でソムリエの退職(2014年、フランス)
パリのミシュラン星付きレストランで、ソムリエがシャンパン12本を発注予定が1200本を誤入力。
大量のシャンパンの扱いに困った店は「シャンパンナイト」を開催し格安で完売しましたが、利益は少なく、経営陣から「高級店の価値を下げた」と批判されることに。
ソムリエは責任を感じ、退職してしまいました。
6. 医療用マスク10万枚で訴訟沙汰(2020年、米国)
ニューヨークの小売業者が、コロナ禍で医療用マスク1000枚を注文予定が、10万枚も誤発注。
店は高値で販売を試みたものの、品質問題で顧客から「偽物だ」と訴訟を起こされることに。
業者は法廷闘争にも追われ、訴訟費用で経営が悪化。
地元メディアは「便乗商法」と批判し、店の評判は地に落ちてしまいました。
7. ペットの生きたエサ1万匹で店の恐怖(2018年、英国)
苦手な方もいると思うので虫は避けてエサの画像にします。
ロンドンのペットショップで、店員が爬虫類用の生きたコオロギ100匹のところを1万匹も誤発注。
店内にコオロギの入った容器が積まれ、夜中に逃げ出した虫が店を這う。
客が「不衛生」と避け、売上が急落。
店はコオロギを他店に譲渡したが、衛生問題で当局から警告を受けました。
店員は解雇され、店は清掃費用に苦むことに。
8. 工業用接着剤1000リットルで工場の停止(2016年、日本)
9. 人工芝10万平方メートルで農家の怒り(2019年、米国)
テキサスの農家が、庭用人工芝100平方メートルを注文予定が、10万平方メートルを誤発注。
農場に巨大なロールが届き、土地が埋まりました。
地元業者に売却を試みましたが、需要がなく在庫のままに。
地元農家から「土地の無駄遣い」と非難され、農家は肩身が狭くなります。
最終的に、芝は廃棄処分となりました。
10. 香水1000本で従業員の反乱(2017年、フランス)
パリのデパートで、店員が香水10本を1000本誤発注。
売り場が香水瓶で溢れてしまい、強烈な匂いで体調不良を訴える従業員が続出。
店は在庫を他店舗に移動したものの、移動費用と売上低下で多額の損失。
従業員組合が「労働環境の悪化」と抗議し、店は謝罪と補償を強いられることに。
発注ミスを犯した店員は、自主退職を選びました。
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