海外版学校の7不思議

奇怪

日本の学校怪談は定番ですが、海外にも学校怪談があるのをご存じですか?

図書館で勝手に動く本、黒板に現れる「助けて」の文字、ピアノが鳴り響く音楽室…など世界の学校や幽霊に潜む話を、日本の学校の七不思議にちなんで7話集めてみました。

 

1. 「本の幽霊」(アメリカ・オハイオ州)

アメリカのオハイオ大学ウィルソン図書館の5階閲覧室。
2010年頃、複数の学生が夜間に本が棚から落ちる音を聞いたと地元紙に証言した話が。
ある学生は、誰もいないのに本が床に落ち、ページがめくれる音が響いたと報告。
警備員によると『5階でこうした現象は頻発している』とのこと。
この図書館では1912年に家事で司書が死亡した過去があり、地元では『この司書の霊が本を守るために現れる』と噂されます。
1970年ごろから同様の報告があり、2020年代にTwitter(Xの前身)で学生が【5階で本が落ちた】とポストしています。

 

2.黒板に「たすけて」の文字 韓国のソウル

韓国の首都であるソウル江南区の高校、3年の教室。
2019年にそこに勤める教師が『夜間に【たすけて】と書かれた文字を見た。』と韓国の掲示板DC Insideで報告。
本人曰く文字を消しても再出現したんだとか。
更に別の生徒が同黒板に【みないで】と書かれていたと証言しました。
学校の噂では1980年代にこの教室でいじめられていた生徒が自殺した過去があるそうです。
地元では3年B組の呪い。と呼ばれています。

 

3. 「寮で消えた同居人」(イギリス・オックスフォード)

オックスフォード大学クライスト・チャーチ校の寮。

2015年ころ、そこに住む学生がルームメイトが突然消えて荷物も無くなった。と

Mysterious Britain(イギリスのミステリアスな場所を紹介した本)で証言しました。
ところが寮に確認すると『その部屋はシングルで、ルームメイトはいない』と返答。
なんだか普通に考えればチープな作り話という感じもしますが、1920年代と結構前から似たような話が続いてるようです。

 

4. 校庭で聞こえる泣き声(フィリピン・マニラ)

マニラのケソン小学校の校庭で聞こえたという人のいない泣き声
2017年に夜中に警備員が巡回していたところ、女の子の泣き声が聞こえました。
泣き声のする方に恐る恐る近づいてみるも誰もおらず。ただ誰かが乗っていたかのようにブランコが揺れていたんだとか。
この泣き声は雨の夜に多いそうです。

 

5.化学室で割れるガラス瓶(ドイツ・ベルリン)

ベルリンにあるシャルロッテンブルクの高校の化学室で起こった現象です。

2015年、生徒が夜にガラス瓶が棚から落ちて割れる音を聞きました。

このあと別の生徒も同じことを証言しています。

この翌年にも同様のことがあったと言及されたようです。

日本の怪談で有名な理科室の標本のように、化学室は不気味な舞台なのかもしれませんね。

 

6.鏡に映る知らない顔(オーストラリア・シドニー)

オーストラリアの学校で鏡に知らない顔が。というお話。

2018年、シドニー北部のマンリーの高校のプール練ロッカールームでプール部の生徒が夜に鏡に知らない女の顔が映ったとラジオで話しをしたのがキッカケで広まりました。

またXでも該当高校の卒業生が同様のことを伝えてます。

 

7.追いかけてくる足音(インド・デリー)

デリージャワハルラール・ネルー大学の寮棟、階段のこと。
『足音が追いかけてきた』と学生。
どういうことかと言うと、夜に一人で階段を登っていたところ
自分の足音よりも早く登ってくるような音が聞こえ、振り向いても誰もおらずに音だけが響いていた。んだとか。
この音は不思議と試験シーズンに頻発するようです。

 

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